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  • 第7回 「QHY5L−Uでガイディング」 ちょっとミスってしまいました 


    先日、オートガイド撮影でM42オリオン星雲を撮影しました。

    一見、非常に綺麗に撮影できたように思えました。

    でも、強拡大(ピクセル等倍)すると微妙な形になっています。

    撮影前に、気になることがありましたが調整せずに撮影に臨んだことが影響しているようです。



    専門的な分析はできませんが!

    赤道儀の赤緯軸のバランスが崩れていたのが原因の一つだと感じています。

    赤い星雲が良く写るよう、今回、撮影用のカメラをEOS40Dから重さの軽いKissX4(改造)に 変更しました。

    これだけでガイドプレート上で、バランスに影響が出たようです。



    この時のガイドグラフです。

    青い線がRa赤経(東西)、赤い線がDec赤緯(南北)のエラーを示しています。


    赤経のグラフはまずまずですが、赤緯のグラフは、一定していません。

    どのようなグラフを示すのがいいのか、ちょっと勉強が必要になりました。

     

    赤道儀のバランスを整えて再度撮影してみました。


    しっかりとバランスを合わせて撮影してみました。

    EF300mmF4Lレンズに×1.4エクステンダーで420mmにして撮影しています。

    KissX4(改造)カメラの設定を、F5.6、ISO200として300秒露出での撮影です。


    この日のシーイングはもう一つでしたが、画像は大分改善されたような気がします。

    強拡大した画像を一部トリミングして掲載しています。



    ガイドグラフを掲載しました。



    ちょとネットで調べてみました。

    グラフの表示の中にOsc−Indexの表示があります。

    赤経側の修正具合を表しています。

    私のガイドグラフは、M42撮影時が0.40、再度ガイドしたときが0.52を示しています。


    受け売りで申し訳ありませんが!

    0.3付近が良好だそうです。

    0.1は修正不足で、0.6は過剰と説明がありました。

    脳みそアイコン(詳細設定)を押し、「RA Aggressiveness」を調整するといいようです。

    赤経方向のガイドエラーを調整する機能で、シーイングが悪いときや修正過剰が目立つときには小さく設定します。


    ちょっと修正の余地がありそうです。


    肝心の赤緯に関してはどうでしょうか。

    これについては、次回ご報告したいと思います。

     

     QHY5L−Uオートガイド特集 掲載一覧


        2014 3.5  第9回 最終テストとなりました


        2014 3.1  第8回 ガイドエラーの修正


        2014 2.26  第7回 ちょとミスしました


        2014 2.22  第6回 M42を実践撮影


        2014 2.20  第5回 いよいよ撮影テストです


        2014 2.17  第4回 赤道儀をコントロール


        2014 2.15  第3回 木星の衛星が見えます


        2014 2.13  第2回 準備にとりかかりました


        2014 2.11  第1回 QHY−5Uが届きました

     

     

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