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  • 第3回 「QHY5L−Uで星を映しだせるか」 テストしました 


    いよいよ、超高感度カメラによる1回目のテストとなりました。

    はたして、このカメラで、無事、星をとらえられるのでしょうか!胸がわくわくします。

    ガイディングソフトを立ち上げ、星を特定しキャプチャアイコンを押しました。


    家の周は、デパート、24時間駐車場、商店街などがあり大変明るく、どうにかオリオン座の姿を 見ることができます。

    今日は、我が家としては最高の透明度、北の空に北極星が見えます。

    ガイドカメラとパソコンのみを繋ぎ、赤道儀はセルフガイドのままでテストに臨みました。



    綺麗に木星が輝いています。

    さっそくガイド鏡を木星に向けました。

    高い位置にあり操作する姿勢が窮屈です。


    ガイド鏡には、フリップミラーがセットしてあり、アイピースを覗きながら木星を導入することができます。

    こういう時には、本当に便利です。


    このカメラは、通常ガイド星を取り込むための露光時間は、1秒〜2秒のようです。

    木星は明るすぎます。露光時間は0,5秒でOKでした。

    びっくりしますね! 木星の衛星まで映っています。

    ちょっと調べてみました。木星のガリレオ衛星の光度は、ほぼ6等だそうですね。

    なるほどです。


     

    テストで気になったのは、ピント合わせでしょうか。


    天文ガイドの2013年6月号から9月号までオートガイダーが特集されています。

    9月号に興味深い記事が書かれていました。

    「夜間のフィールドに持ち出す前に、ガイド鏡のピントを合わせておきます」 大体でOKです。


    ピントが合わないと星が映しだされないことを忘れてしまい、モニターに星が現れず、撮影現場で戸惑うことが あると書かれています。

    でも、今回のように自宅でテストしておくと大丈夫ですね!

    落ち着いてピントを合わせることができます。


    ガイド鏡を目標に向け、取り扱い説明書にしたがってソフトを操作すれば、パソコンの画面に星を捉えるのは 意外と簡単です。

    最初は、大きくぼーとした白く丸い星像が現れます。

    ガイド鏡のヘリコイドで慎重にピントを合わせます。

    慣れないと、最高のピント位置の見極めが難しいように感じました。

    でも、回数を重ねると、ここらしいということが分かってきます。


    星が綺麗に映ってくれるとなんとなく嬉しいものですね!


    今回のテストでは、まだ、カメラと赤道儀はガイド用のケーブルで繋がれていません。

    次回は、赤道儀と接続して動作テストを行います。

     

     QHY5L−Uオートガイド特集 掲載一覧


        2014 3.5  第9回 最終テストとなりました


        2014 3.1  第8回 ガイドエラーの修正


        2014 2.26  第7回 ちょとミスしました


        2014 2.22  第6回 M42を実践撮影


        2014 2.20  第5回 いよいよ撮影テストです


        2014 2.17  第4回 赤道儀をコントロール


        2014 2.15  第3回 木星の衛星が見えます


        2014 2.13  第2回 準備にとりかかりました


        2014 2.11  第1回 QHY−5Uが届きました

     

     

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