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バラ星雲の画像処理 3 「ステラショット画像調整パネル」 令和3年2月7日
1 ステライメージ9機能拡大 画像調整パネル
ステライメージの自動処理機能で画像をコンポジットした後、画像調整パネルで画像処理をします。
いよいよ、画像調整パネルの出番となりますが、バージョン9から新機能が追加されました。
カラー調整、セルフフラット、スターシャープなどが追加されています。
前回お話したように、こちらにあるセルフフラット機能を使わず、ツールバーにある「セルフフラット」機能であらかじめ フラット補正をし、レベル補正で少し強調処理をしておきます。
そして、画像調整パネルの中間調、ハイライト、シャドウなどを使用すると綺麗な星雲が浮かび上がります。
実際の画像処理ですが、まず中間調とハイライトで星雲を強調し、その後シャドウで背景をちょうどいい暗さに調整します。
また、画像調整パネルに新しく加わったスターシャープ機能も便利です。
私は、この後フォトショップのトーンカーブで最終調整しています。
トーンカーブでもかなり星雲を強調できますので、こちらの画像調整パネルの処理も画像が荒れるほど強い処理をしないようにしています。