• home
  • introduction
  • photo
  • system
  • topics
  • moon
  • tenmomkyokai
  • Link


  • 第5回 「QHY5L−Uでガイディング」 いよいよ撮影テストです 


    いよいよ撮影テストとなりました。

    まず、GP2赤道儀の極軸を慎重に調整しました。

    ガイドプレートには、EF300mmF4Lレンズ、EOS40Dカメラ、そしてガイド鏡をセットしています。

    ガイド鏡に、QHY5L−Uカメラを装着し準備OKです。



    赤道儀のコントローラーのスイッチを入れ、目的の星の方向に望遠レンズを向けました。

    パソコンにスイッチを入れ、PHDガイディングソフトを立ち上げます。

    取り扱い説明書の記載に沿って画面を操作していきます。

    所定の操作が進み「画像取り込みのアイコン」をクリックすると画面に星像が映しだされました。

    慎重にピント合わせをしました。

    ほどほどに明るい星を選び、キャリブレーション、ガイディングと進みます。



    ここまで、操作は順調に進みました。思ったよりシンプルと感じました。


    明るい星にカメラを向けてその周辺を撮りました。

    家の周りは、非常に明るくて、長時間露出するためには、感度を低くする必要があります。

    ISO感度を200、露出3分でテストをしました。

    望遠レンズは焦点距離が300mmで、APS−Cサイズのカメラを使用していますので、480mm相当になります。


    ほんとうにいいと感じるのは、ガイド星を探す苦労がないことでしょうね!

    ガイド鏡を向けた方向に、必ずガイド可能な星がいます。

    カメラの感度がいいことは、すべてがシンプルになるようです。

     

    テストの結果は、ほぼ満足のいくものでした。


    パソコン上で、星を選択しキャリブレーションボタンを押すと、暫くして自動的にガイディング へと進みます。

    パソコンが必要ですが、昨年までのガイドシステムとは違いと非常に気が楽になったのが実感です。

    ガイド星の選択やガイドカメラのピント合わせなどいろいろな操作に苦労がなくなりました。


    テスト撮影した画像です。画像処理やトリミングを行わず掲載しました。

    少し暗い星は、細かい点のように写っています。

    カメラの設定をISO200、F5.6.露出180秒で撮影しました。



    明るい星を中心に少しトリミングをしてみました。

    この段階でも、綺麗な星像です。



    元画像をピクセル等倍に拡大し、トリミングしました。

    ここまでいくと、気持ち星が面長かもしれません。



    次回へ続きます。

     

     QHY5L−Uオートガイド特集 掲載一覧


        2014 3.5  第9回 最終テストとなりました


        2014 3.1  第8回 ガイドエラーの修正


        2014 2.26  第7回 ちょとミスしました


        2014 2.22  第6回 M42を実践撮影


        2014 2.20  第5回 いよいよ撮影テストです


        2014 2.17  第4回 赤道儀をコントロール


        2014 2.15  第3回 木星の衛星が見えます


        2014 2.13  第2回 準備にとりかかりました


        2014 2.11  第1回 QHY−5Uが届きました

     

     

    inserted by FC2 system