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ちょっと旬の話題や写真
M104 ソンブレロ銀河 平成26年5月7日
やっと、南天に輝く系外銀河を撮影することができました。
天候が悪かったり、月が明るく輝いたり、飲み会があったりと、いい撮影チャンスにめぐり逢うのはなかなか難しい ですね。
月が西の空に沈むのは、午後11時半頃です。
この時間帯は、春の星座は西に傾きかけています。
ようやく叶った撮影です。まず、M104ソンブレロ銀河を選びました。
この銀河は、1等星スピカの西側に位置しています。
メキシコの帽子ソンブレロに似ていることから、こう名づけられました。
(撮影状況)
平成26年5月7日午前0時7分 場所 綾川町
BORG101ED ×0.8レデューサー F5 LPS−P2フィルター
EOS40D ISO1600 露出360秒 ×4フレームコンポジット
SXD2赤道儀 QHY5L−Uガイドカメラ PHDガイディング 50mmF4ガイドスコープ
フォトショップエレメンツで画像処理
この銀河は、視直径が9×4′と小さいものです。
焦点距離500mm程度の鏡筒で、この小さい銀河がどれくらい写るのか心配でした。
結果は、はっきりとした姿を捉えることができました。
ちょっと嬉しくなりますね。
新しいガイドシステムは、南天の銀河撮影でも活躍しそうです
前回は、北天の系外銀河を撮影しました。
この時は、いい結果が出ました。
ようやく、南天の系外銀河の撮影にトライです。
安心して任せられるオートガイドシステムがあることは、本当に頼りになります。
今回もしかりと露出をかけることができました。
以前は、パソコンを自宅から持ち出すことにかなり抵抗がありました。
何か面倒くさく、大変なことのように感じていましたが、今は、ちょっと考えが変わりました。
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日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています