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 天体望遠鏡の聖地を目指してプロジェクトが進んでいます


1 天体望遠鏡博物館プロジェクトが始動しました  


1月25日、さぬき市役所で天体望遠鏡博物館プロジェクトの記者発表が行われました。
整備計画では、15年度中に博物館を一部開館し全面オープンは16年度の予定となっています。
世界的にも珍しいこのプロジェクトは、将来、この地が望遠鏡の聖地となるロマンを抱いてスタートしました。

施設整備が行われる旧多和小学校は、徳島県境に近い山間部に位置しています。
過疎化で児童数が減り122年の歴史を閉じました。
さぬき市では、地域活性化の一環として天体望遠鏡博物館と合わせて地元名産の直販所などを開設する予定です。

博物館は、全国の閉鎖した天文台の天体望遠鏡を収集保存している村山昇作さんを中心とするグループが企画・運営を行う
こととなっています。
大型望遠鏡を含む約100台を屋上や教室に設置し、多くの皆さんに楽しんでもらうための観測会などが開催されると発表
されました。

1月28日の朝日新聞から


2 一般社団法人 天体望遠鏡博物館とは

イメージ画像や写真については、(社)天体望遠鏡博物館のご協力により掲載しています。
イメージについては、今後、都合により変更されることもあるそうです。

@ 望遠鏡博物館は、一般社団法人 天体望遠鏡博物館により運営されます

この法人は、天体望遠鏡文化や歴史を次世代に引き継ぐとともに、歴史的価値のある天体望遠鏡を収集・展示し、
子供たちにも自然科学への関心を高めてもらうと設立されました。

これまで、公共天文台の閉鎖や機材の更新などにより廃棄される運命にある天体望遠鏡を収集し、再び活用できるようメン
テナンスなどを行ってきました。

また、収集した天体望遠鏡の補修やメンテナンスにあたっては、ヨシカワ光器研究所さんの協力を得ています。
吉川社長は、この取り組みに共感され熊本から会社を移転されたそうです。

会員の多くは、(社)天体望遠鏡博物館の設立以前から、個人や各種天文団体で天文普及に取り組んできた方たちで、天体
望遠鏡の引き取りにあたっては、ボランティアで作業にあたられています。

そうして集められた望遠鏡は、今回整備されることとなった天体望遠鏡博物館で公開予定です。


A 天体望遠鏡博物館の外観

天体望遠鏡博物館(旧多和小学校)の耐震化などの施設整備はさぬき市が行い、企画・運営をこの法人が担うことになって
います。


B 設置予定の天体望遠鏡

整備される天体望遠鏡博物館には、大小100台の天体望遠鏡が展示されることとなっています。
数々の貴重な望遠鏡が保存されています。
ハイアマチュアから児童まで誰でもが楽しめる博物館にしたいと抱負が述べられています。
世界の愛好家が訪れることが期待されますし、こうしたことを通じて、世界の天体望遠鏡の聖地にもなることが期待されて
います。


☆★ これまでに掲載した天文博物館プロジェクトの話題

  平成23年10月24日 天文博物館準備室を訪れました

  平成24年10月9日 貴重な望遠鏡を保存するプロジェクトが進んでいます

天体望遠鏡博物館ホームページ
天文博物館のホームページ


 これまでのちょっとした話題


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