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ちょっと旬の話題や写真
夏の大型の球状星団M13 まだまだ健在です 平成25年9月13日
ヘルクレス座の大型の球状星団M13です。
全天でも有数の球状星団で、非常に人気があります。
9日に、M22、M55とあわせて撮影しました。
西の空に位置し、撮影のタイミングとしては、あまりよくありません。
それでも綺麗な姿を写すことができます。
この星団は、1714年「ハレーすい星」で有名なE.ハレーによって発見されました。
望遠鏡はもちろん、双眼鏡でもはっきりとその存在が分かります。
条件が良ければ、肉眼でも見ることができるといわれています。
(撮影状況)
ヘルクレス座 M13球状星団
平成25年9月9日(月) 午後11時23分〜 撮影場所 綾川町
BORG101ED鏡筒 ×0.8レデューサー F5.0
EOSKissX4改造 ISO1600 90秒露出 ×2フレームコンポジット
SXD2赤道儀 セルフガイド フォトショップエレメンツで画像処理
久しぶりの撮影では、ハプニングもあります
天体写真撮影では、カメラのリモートコントローラーが必需品です。
カメラをバルブモードにして、このリモートスイッチで必要な時間露出して撮影します。
また、シャッターぶれも防いでくれます。
この日は、なぜか調子が悪く苦労しました。
スイッチを押してもストッパーが効かず、必要時間の半分程度でシャッターが下りてしまいます。
しかたなく、ストッパーを使わず、ボタンを手で長押しして撮影を行いました。
そのため筒先開閉(シャッターぶれを防ぐため黒紙で筒先を覆う)ができず、強拡大すると丸い星が少し 変形していました。
原因を調査中です。
これまでに掲載した「ちょっと旬の話題や写真」
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日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています