気軽に天体撮影 topics
ちょっと旬の話題や写真
四国天文協会香川県支部12月例会が開かれました 平成25年12月2日
12月例会(12月1日)は、三木町にあるTANAKA天体観測所です。
9名の熱心な協会員が集まりました。
観測所見学に先立ち、意見交換会は近接する中村支部長宅で開かれました。
先輩会員の佐々木さんから、星雲や星団を撮影した画像を見せていただきました。
撮影技術、画像処理技術は目を見張るものがあります。
経験と新たな発想、積み重ねられた努力が良い作品を生み出すことが分かりました。
この日は、アイソン彗星の話で盛り上がりました。
近日点通過時は、皆さん熱心に太陽観測衛星の画像を見ていたようです。
一部の核やガスが生き残ったといわれていましたが、太陽を離れる彗星はあまりに淡くなっています。
これでは、期待することができません。
全員本当に残念な気持ちでした。
中村支部長さんから、これまでに世間を騒がせた大彗星の貴重な写真を見せていただき、その時のエピソードや 思い出のお話がありました。
百武すい星は、肉眼でも大きく広がる長い尾が見えたそうです。
この時支部長さんが撮影した写真には、彗星がうしかい座のアルクトゥルスの近くに大きく尾を広げていました。
今日、早朝に私が見たラブジョイ彗星も丁度うしかい座に輝いていました。
何か因縁を感じます。大きく成長してほしいラブジョイ彗星です。
この後、全員で観測所を見学しました。
25センチF6の反射望遠鏡がドームの中で威容を誇っています。
中村支部長さんや佐々木さんなどが熱心に観測されているそうです。
ドームの稼働率はかなり高いようでした。
M42オリオン大星雲、M45すばるなどを観望しました。
これくらい大きな望遠鏡でみると、迫力がある姿を見ることができます。
今日は、コメットハンターとして全国的に著名な藤川さんが参加されています。
藤川さんは、以前、16cmの反射望遠鏡で馬頭星雲のシルエットを見たことがあるそうです。
望遠鏡を向けましたが、残念ながら馬頭星雲が眼視で見えるほどの澄み切った空ではなかったようです。
これまでに掲載した「ちょっと旬の話題や写真」
過去に掲載したtopicsは、こちらからご覧いただけます。
日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています