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「皆既日食」の撮影場所選び こんなことに注意 令和6年4月14日
1 皆既食帯中央線近くの町を下見に
皆既日食は、皆既食滞の中心線に近いほど皆既食時間は長くなります。
ということで、テキサス州ダラスから少し離れたコーフマンなどを撮影候補地に選定して下見しました。
前日の7日、友人が運転するレンタカーで下見に出かけることに。
近くといっても、コーフマンへはハイウエーを利用して約1時間、次のサーファースプリングスには、さらに1時間30分ほどかかります。
今回は、友人と2人の個人旅行、長時間運転していろいろな場所に連れて行ってもらい、大変お世話になりました。
最初に訪れたのがコーフマンにある「スポーツコンプレックス」という運動公園です。
皆既日食のイベントも開催されます。
駐車場が広く、運動公園だけあってトイレなどが整備されていました。
2 こんな理由でコーフマンを撮影場所に決めました
まずは、ホテル(ダラス郊外DFW空港近く)から1時間ほどの距離で、悪天候でもすぐ移動体制が取れます。
イベントが開催され、治安もよく、広いのでどこででも撮影可能です。
当日の気象予報(時間)では、皆既時間ごろ、雲の量が減り晴れ間が出ることが予想されていました。
トイレが近く、コンクリートが敷かれた場所もあり、南の空が大変開けていることがありがたいですね。
3 皆既日食当日はこんな光景が広がりました
当日は、朝から曇り空。
こちらでは、日食のイベントが開催されるため、駐車場の混雑が予想され、ホテルを早めに出発。
到着すると既にたくさんの車が集まっています。物々しく整理係の人が駐車場の案内をしてくれました。
我々は、イベント会場にはいかず、前日下見した場所に早めに陣取ることに。
皆既が始まる頃には、我々の周りにもたくさんの人が集まりました。
雲の切れ間にひっきりなしに顔を出す「太陽の織りなす世紀の天文ショー」を楽しむ光景が見られました。