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4月28日 金星最大光度 令和2年4月20日
1 宵の明星を撮影
今、西の空に宵の明星が綺麗ですね。
夕方、まだ空が明るい時間に金星に望遠鏡を向けました。
さすがに明るい空では、肉眼で見ることはできませんが、望遠鏡では、はっきりとその姿をとらえることができ ました。
少し日が落ちて、空が暗くなりかけたころの金星です。
(撮影状況)
令和2年4月20日 18:31 Asukaプチドーム
口径200mm反射望遠鏡(F5)×5バローレンズ F25
EOSM6 ISO100 露出1/200
SXD2赤道儀 セルフガイド フォトショップエレメンツで画像処理
この金星は、今月28日に−4.5等の最大光度になります。
注意深く見れば、昼間に輝く金星を見つけることができるかもしれません。
2 金星 お気軽撮影
小さな惑星を撮影しようと思えば、アイピースを使った拡大撮影法か最近ポピュラーになった高感度CMOS カメラが必要です。
経験では、どちらもいろいろ準備が大変です。
焦点距離の長い反射望遠鏡を使用することになり、気楽に金星を撮影できないかと、Tリング用ネジ付きの 5倍バローレンズを購入しました。
デジタルカメラにTリングでバローレンズを取り付け望遠鏡のアイピースホルダーに差し込んで撮影します。
写っている金星は、ライブビュー画面に拡大表示しているものです。
手軽な撮影ですが、こんな注意が必要です。
私の反射望遠鏡では、合焦するにはアイピースホルダー部分がほんの少し長く、代わりにBORGパーツで短い アイピースホルダー取り付けました。
このバローレンズはSVBONYという中国?のメーカの非常に安価なレンズです。
作りはしっかりとしていますが、使われているレンズがどのくらいの精度かは不明です。
撮影した金星にも周りに色収差が出ています。
今回の撮影では、色収差の問題を除けば、思たように金星を撮影することができました。
これなら、いつでも惑星に望遠鏡を向けることができそうです。
どれくらいレポート用に使える写真が撮れるのか、これからいろいろやってみたいと思います。