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いよいよ皆既月食 平成30年1月28日
1 31日は皆既月食が見られます
いよいよ皆既月食が近づきました。
今の予報では曇りのようですが、素敵なショーが見られることを期待しています。
31日には、欠け始めから皆既、そして再び月が姿を現すまで、月食のすべての過程を見ることができます。
月は、20時48分に欠け始め、21時51分には完全に欠けた皆既月食になります。
皆既食は1時間17分続いたあと、23時8分には輝きを取り戻し始めます。
2 皆既月食を撮影しませんか
撮影には焦点距離の長い望遠レンズが必要です。
月を大きく撮影するには、できれば200mm以上の望遠レンズを使いましょう。
撮影にはいくつか注意することがあります。
一番大切なことはピント合わせです。
微妙な月の陰影は、オートでなくマニュアルで合わせます。
月が欠け始める前に、ライブビューモードで月を5倍か10倍に拡大して慎重にピントを合わせます。
次に大切なことは、シャッタブレに気を付けることです。
手でシャッターを切ると必ず画像がぶれるといっていいでしょう。
必ずコントローラーを使用してください。
コントローラーをお持ちでない方は、2秒セルフタイマーを使うと代用ができます。
皆既月食では、月は時間をかけて変化するので撮影をあわてることはありません。
まず、三脚の雲台を使ってカメラの中心に月を導入します。
撮影中月は動きますので、シャッターを切る前にライブビュー画面の中心に移動させます。
月は時間ごとに明るさや姿を変えます。
それぞれの場面に沿ったカメラの設定を参考までに掲載しました。
日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています