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皆既日食コロナの輝き 平成29年9月4日
1 初めて見ました。 流線コロナの広がり
今年の皆既日食は天候に恵まれ貴重な経験をすることができました。
カメラのアングルファインダーの倍率を2倍にして皆既中のコロナを様子を楽しみました。
人間の目は素晴らしいですね。カメラでは1回の撮影でとらえきれない幻想的なコロナの広がりを ちゃんと適切に調整して見せてくれます。
何とも言えない、素晴らしい経験をすることができました。
掲載した画像は、シャッタースピードを変えて撮影した画像10枚コンポジットして、できるだけコロナを 再現しようと画像処理した画像です。
左の方にしし座1等星レグルスが写っています。
(撮影状況)
平成29年8月21日(現 地)午前11時33分31秒〜 アイダホ州レクスバーグ
BORG50FL 400mm F8
ニコンD7200 ISO200 1/2000秒〜1/2秒 10フレームコンポジット
CD−1ポータブル赤道儀で追尾 ステライメージで画像処理
2 新しく買ったカメラが機能を発揮しました
昨年、インドネシア皆既日食から帰り、アメリカ皆既日食用に多段階露光(ブラケティング)枚数の多い ニコンのD7200を購入しました。
1回の撮影でシャッタースピードの違う画像を9枚撮影できます。
1つのぶれもなく、3回、計27枚スムースに撮影できました。
撮った画像の中から数枚、画像処理していない画像を掲載します。
シャッタースピード、1/500、1/60、1/4の画像です。
1枚の画像を簡単な処理でコロナの雰囲気が出せないものかといろいろやってみました。
1/30秒の画像がいいようです。
3 コロナの画像処理は奥が深いですね
天気がいいことはほんとうに嬉しいことです。
ピントさえきちんと合わせていれば、決まった手順を踏むだけで綺麗な画像を撮影することができました。
ただ、画像処理は大変奥が深いようです。
専門雑誌やネットで素晴らしい処理をした画像を拝見します。
今後雑誌でも画像処理の特集があるようです。長期的な観点で再挑戦したいと思っています。
日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています