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第2接触 ダイヤモンドリング 平成29年8月31日
1 綺麗なダイヤモンドが輝きました
皆既(第2接触)が始まる1分前に、鏡筒の前に取り付けてある太陽フィルターを外しました。
それから30秒後、ダイヤモンドリング撮影のため連写のスイッチを入れます。
1秒間隔で30枚、どの画像にも輝くダイヤモンドリングが写っていました。
(撮影状況)
アメリカ アイダホ州 レクスバーグ 平成29年8月21日 11時32分38秒
BORG50FL 400mm F8
ニコンD7200 1/640 ISO200
CD−1簡易赤道儀 セルフガイド
フォトショップエレメンツで画像処理
2 ダイヤモンドリングとは!
月の周辺の谷間から太陽光が漏れて生じるダイヤモンドリングは、皆既の前後2回現れます。
暗闇から突然現れる後半のダイヤモンドリング(第3接触)がほんとうのダイヤモンドリングと 言う方がいます。
でも、私にとっては、どちらも素敵なダイヤモンドリングのように感じます。
3 輝きが変化するダイヤモンドリング
皆既前半(第2接触)のダイヤモンドリングは、皆既に近づくにつれダイヤの輝きがだんだん小さくなってきます。
写真は、後半の5秒間の変化を撮影しています。
小さくなっている様子が分かりますか。
4 やっと綺麗なダイヤの輝きに出会いました
インドネシア皆既日食では薄雲が広がり、ダイヤの輝きが雲のカーテンを照らしてしまいました。
そのため、ベイリービーズからダイヤモンドリングへ変化する瞬間の小さなダイヤの輝きしか撮影することができま せん。
アメリカでは、快晴に恵まれました。ほんとうに嬉しいことです。
日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています