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アメリカ皆既日食(カウントダウン) 平成29年7月1日
1 日食まで、あと1月半となりました
早いですね。もう7月になりました。
アメリカに出発まであと1月半となりました。私なりのカウントダウンが始まりです。
まだしておくことはないかと落ち着かない毎日です。
今回は天文同好会主催のツアーに参加します。気配りもされていて今月9日に2回目の打ち合わせ会(説明会) が行われます。
今日は、天気予報に反して快晴でした。 せっかくのチャンス、屋上で太陽に望遠鏡を向けました。
2 撮影手順などの確認をしました
いい天気でいろいろ試してみました。
@ ピント合わせ
ライブビュー画面で拡大してピント合わせをしていますが、太陽がまばゆい昼間のピント合わせはちょっと 大変です。
できるだけ遠くの景色でしっかりピント合わせをしてみました。
これまでのテスト結果では、私の撮影システムでは、太陽撮影用のフィルターを装着後も ピント位置が変わらないようです。これはありがたいことですね。
A 赤道儀の制度は!
太陽追尾のためポータブル赤道儀CD−1を使用しています。
極軸合わせは、簡易にポーラメーターを使用します。
このポーラメーターですが、私の周りにも「おもちゃのようでどうも!」という方がいます。
でも、私はこれまでの海外遠征でも使ってきました。ちょっと丁寧なセッティングを行うことやその精度の限界さえ 知っていればこれほど便利なものはありません。
中でも、三脚の水平なセッティング、撮影場所の正確な磁気偏角の把握などが大切です。
どうしても微妙なずれはありますが、皆既中、太陽が画角の中心付近から大きく外れることはありません。
前回の、インドネシアの日食撮影でも大変お世話になったパーツです。
これは、あくまでも気軽にやってみたいという私のセッティング方法です。
前夜から北極星を使った正確な極軸合わせをされるかたがいますがそれにこしたことはありませんね。
B 晴天、一通りの作業を練習するいい機会に。
ちょっとなにかあると戸惑ってしまうのが撮影手順です。
ポカがないようにしなければなりません。
練習は大切ですがあまり慣れすぎるのも良くないようです! しっかりメモで確認することに。
3 これから荷物づくりなどの準備が始まります
アメリカへは羽田から飛び立ちます。羽田までの飛行機はすでに押さえてあります。
アメリカ行きの飛行機には、23kgまでの荷物を2つ預けられるそうです。
でも、大きなスーツケースを2つ持っていくことはできませんね。赤道儀などの機材と衣類をどれだけ1つの荷物に 入れることができるのか、これから試してみなければいけません。
そして、カメラ(2台)、レンズ(数個)やパーツなどを詰めて機内持ち込みができるカメラキャリーケースを 買いました。
何か1つ忘れても撮影に影響します。
持っていくもののチェックもこれからの大切な仕事になりました。
日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています