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アメリカ皆既日食(ダイヤモンドリング連写) 平成29年4月10日
1 ダイヤモンドリング連写
昨年のインドネシア皆既日食では、キャノンのカメラを使用していました。
ダイヤモンドリングの撮影では、第2接触の前と第3接触の直後にカメラのシャッタースピードを一定にして リモートコントローラーで「1秒間隔で30回連続」してシャッターを切りました。
天候がもう一つでしたが、ベイリービズやダイヤモンドリングが輝こうとする姿が撮れました。
昨年はこんなシステムで撮影しました。
2 事前にタイマーリモコンの扱い方を練習しました
昨年は、初めての皆既日食撮影で本番に向けて準備が大変でした。
リモコンの設定や操作など勉強しなければいけません。
ところが、日食当日は予期せぬことに薄雲が広がりました。戸惑いますね!
私の場合ダイヤモンドリング撮影は、ISO200、シャッタースピード1/800で30秒連写と 決めていました。
雲の到来、とっさにシャッタースピードを1/500と遅くして連写しました。
これが功を奏したようです。
綺麗なベイリービーズを撮影することができました。
3 新しいカメラはインターバルタイマーが内臓されています
アメリカ皆既日食用に買ったD7200はインターバルタイマーが内蔵されていました。
そのため専用のタイマーリモコンが販売されていません。
これを使うためには、メニューからタイマーリモコンを呼び出し操作します。
撮影開始ボタンを押しても、3秒のタイムラグがあります。
買うまで知りませんでした。慣れるまで、そして便利と感じるまでにしばらくかかりました。
便利なオートブラケット機能に憧れてカメラを買いましたが、メーカーによってかなり機能が違うようです。
ほんとうに戸惑いますね。
昨年のインドネシア皆既日食では、薄雲が広がり大きく輝くダイヤモンドリングの撮影ができませんでした。
アメリカでは、天気のいいことを祈るばかりです。
皆既日食では何といっても大きく広がるコロナの撮影にもチャレンジしたいものです。
そのため新カメラのオートブラケット機能に期待しています。
新カメラのじゃじゃ馬慣らしは、次回に続きます。
日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています