気軽に天体撮影 topics
ちょっと旬の話題や写真
土星と月のミニ観望会
今、土星が見ごろとなています。
四国天文協会の先輩Aさんの観測所へお邪魔しました。
南の空には、月も綺麗に輝いており、ミニ観望会が開かれました。
私の友人が家族連れでAさんのドームに出かけるという話を聞きました。
私もその観望会に参加させていただくこととなりました。
車で観測所に向かいましたが、空は曇り空です。
せっかくの機会です、雲が切れることを祈るばかりです。
観測所に着き、ドームで観望の準備が整う頃には、綺麗な晴れ間が広がっています。
月も煌々と輝いています。
クレーターの微細なところまで見ることができました。
また、土星の輪が綺麗です。
ペンタックス125ED鏡筒で素晴らしい土星の姿を見ることができました。
綺麗な土星の姿を見たので家で撮影することとしました
先日の観望会では、綺麗な輪を持った土星を見ることができました。
今、土星は、午後10時頃、南の空に輝いています。
0等前後と比較的明るく、黄色みを帯びているのが特徴になっています。
すぐ西におとめ座の白い1等星スピカが輝いているので目印になります。
BORG101ED鏡筒で9mmアイピースを使った拡大撮影を行うこととしました。
この方法では、概ね合成F値が38になります。
計算では、ISO感度を3200とすれば、シャッタースピードを1/30として撮影することが できます。
固定撮影の限界のシャッタースピードかもしれません。
屋上の搭屋には、月撮影用に、ポルタ経緯台を据え置きしています。
出番となりました。
10枚ほど撮影した画像のうち、8枚をコンポジットしました。
(撮影条件)
撮影日:5月21日 21時59分
撮影地:自宅屋上
鏡筒:BORG101ED 拡大撮影
カメラ:KissX5
撮影条件:ISO3200 合成F38 露出1/30秒
画像処理:フォトショップエレメンツ
ポルタ経緯台
これまでに掲載した「ちょっと旬の話題や写真」
平成21年からのtopicsを掲載しています。