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 貴重な望遠鏡の保存プロジェクトが進んでいます


1 関係者の皆さんの努力で貴重な財産が守られています  

閉鎖される天文台、近代的な機材に代替わりするために歴史的に貴重な望遠鏡が廃棄される運命にあります。
こうした引き取り手のない大型望遠鏡を有志の方々で保存しようという取り組みが進んでいます。

村山昇作さんが代表を務める、社団法人「天体望遠鏡博物館」の皆さんがこのプロジェクトに取り組まれています。
多くの天文台関係者や地方公共団体の方、それにボラティアの方の協力もあり、これまで多くの望遠鏡が収集されています。

口径15センチ以上の大型屈折望遠鏡や30センチ以上の大型反射天体望遠鏡がいくつも保存されています。

こうした廃棄予定の望遠鏡を、会員の方がボランティアで引き取りに出かけています。
丁寧に分解し、持ち帰ってくるそうです。
そのご努力には、頭がさがる思いです。

これらの望遠鏡は、丁寧に手入れがおこなわれ、将来の展示に備えて一時保管されています。
また、アマチュアが使用した中口径、小口径の望遠鏡も数えきれないぐらい収集されています。

こうしたプロジェクトが、一歩一歩進んでいます。



2 望遠鏡博物館のミーティングに参加しました

1年前、四国天文協会の例会で 「天体望遠鏡博物館準備室」(保管倉庫) にお邪魔したことがあります。

その時、初めてこうした取り組みが行われていることを知りました。
準備室には、私が、学生の時代憧れた天体望遠鏡がところ狭しと並べられています。

そこには、夢とロマン、将来に亘ってそうした望遠鏡を残していこうという強い熱意がありました。
私自身、貴重な望遠鏡の保存に参加するだけの知識や技術はありません。
ただ、何か側面からお手伝いでもできることがあればと感じていました。

先日、このプロジェクトのミーティングに参加する機会を得ました。
久しぶりに関係者の皆さんと会うことができました。

世の中は狭いものです、以前、仕事でお世話になった方も参加されています。
また、天体望遠鏡のメンテナンス会社の代表も参加されています。
プロジェクトを支援する人々の輪は広がっているように思えます。

ミーティングは数時間に及びました。
プロジェクトの進展と関係者の熱意をひしひしと感じて会場をあとにすることとなりました。






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