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 ナノトラッカーで140mmレンズをガイド 


1 140mmレンズを短時間ガイドができそうです  

ポータブル赤道儀・ナノトラッカーは、広角から標準レンズのガイドが得意といわれています。
天気がいいので、少し焦点距離の長いレンズを試すこととしました。
夕食の後、あわてて家をでました。
機材は、車に積み込みましたがいろいろなものを家に忘れてしまいました。

運転中に防寒用のベンチコートや手袋がないことに気が付きました。
現地の気温は、0度以下です。
引き返すかどうか迷いましたが、思い切って車を走らせました。
寒い! 頑張らなければ! この日は風がなくどうにか撮影を終えました。

丁寧に機材をセットし、おおいぬ座の散開星団M41にカメラを向けました。
1分、2分、3分と露光を行いました。

その場で見た画像は、どれも綺麗です。
家に帰り拡大してみました。
残念ながら、3分の露光は、星が流れてしまいました。

掲載している2分露光の画像です。
非常に綺麗にみえます。

● シリウスとM41散開星雲

(撮影状況)
平成25年1月6日 午後9時20分 綾川町
SIGMA DC18−200 3.5−6.3レンズ(140mm) F5.6
KissX4改造 ISO800 露光120秒 
ナノトラッカーでガイド撮影 フォトショップエレメンツで画像処理 


2 1分から2分程度のガイドはOKでした

撮影には、アイベルさんの極軸望遠鏡を使用しました。
北極星の導入は、慎重に行いました。

露光1分の画像は星がほぼ点になって写っています。

少し残念ですが、露光2分の画像を強拡大(ピクセル等倍)すると、少し米粒状に見えます。
M41星団をトリミングしました。
ホームページに掲載しても十分鑑賞可能な範囲と思います。

APSーCサイズのカメラでは、130mmの焦点距離のレンズは、200mm相当の画角になります。
その時の条件でいろいろ違ってくると思いますが、今日状況では、ナノトラッカーは1分から2分のガイドができそうです。







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