東の空に木星の光跡
1 光害の中、東の空に木星、アルデバランやカペラが輝いています
私の自宅は、高松市の中心にあります。
周りには、デパート、立体駐車場、パチンコ店などがあります。
特に24時間営業の駐車場やパチンコ店の屋外広告などの照明で周辺は大変明るくなっています。
こうした中でも、冬はすばるやオリオン座などの煌めきを見ることができます。
天気のいい日は、北に北極星が薄ら確認できます。
最近は、東の空がにぎやかです。
木星が明るく輝いています。
また、おうし座アルデバランやぎょしゃ座のカペラも明るく輝いているのが見えます。
街中での撮影ですが、東の空にカメラを向けてみました。
最近、ちょっとはまっている「比較明合成」で撮影しました。
光害の中でも、思ったより星が写るものです。
(撮影状況)
平成24年11月9日 午後9時55分 自宅屋上
SIGMA10−20mmF3.5EX・DCレンズ 10mm
EOS40D ISO800 F5.6 露光5秒×258フレーム 比較明合成
2 カメラをセットし25分間撮影を続けました
東に向けてカメラをセットし、5秒露光で25分間の連写で撮影しました。
自宅屋上での撮影は、大変楽です。
撮影中は、すべてカメラに任せて居間でテレビを見ることができます。
どのくらいの時間、カメラのバッテリーが持つのか分からず、暗中模索です。
カメラが25分間、5秒おきにシャッターを切り続けて大丈夫か、不安な気持ちもよぎります。
カメラの機能は素晴らしいものです。
25分程度では、バッテリーは減った様子がありません。
まだまだ長時間の撮影にも耐えられそうです。
デジタルカメラでは、長時間露光すると光に照らされた建物が大きく露出オーバーになってしまいます。
比較明合成では、周りの景色が綺麗に写るカメラ設定で星を撮り続けることができます。
光害の影響を受ける街中でも輝く星の光跡を撮影できることは、本当にうれしいものです。