この春に愛用している撮影機材です
1 SXD赤道儀にBORG125SDやガイドシステムを搭載しています
これまで撮影は、きるだけお気軽なものを使うよう心がけてきました。
しかし、視直径の小さな淡い天体を撮影するには、大型の機材や精密なシステムが要求されます。
今年の春には、小さな系外銀河を撮影できる屈折望遠鏡として、昨年、BORG125SDを購入しました。
合わせて、天体の自動導入機能を有するビクセンSXD赤道儀も揃えました。
また、オートガイドシステムとして、ガイド鏡、スマートガイダーと昨年は大変な出費が続きました。
これらのシステムで冬の星雲などを撮影してきました。
結果、どうにか機材を使いこなせるようになりました。
SXD赤道儀は非常に便利な赤道儀です。
しかし、目標の天体を自動導入しオートガイドするには、スターブックの取り扱いに慣れなければなりませんでした。
ようやく暗闇の中でもどのボタンを押せばなにがどう動くのか分かるようになりました。
2 撮影をサポートするガイドシステム
ガイドには、500mm程度のガイド鏡を使用しています。
また、オートガイド機材としてスマートガイダーを使っています。
パソコンが必要のない取り扱いも比較的簡単なオートガイダーです
BORG76EDといった500mm程度の鏡筒での撮影では、ガイドエラーはあまりありませんでした。
しかし、750mmの鏡筒をガイドするには、細心の注意が必要です。
スマートガイダーは非常に繊細です。
鏡筒などの機材に生じる僅かな振動も捉えます。
この時、コントローラーの画面にガイド状況を示す波(エラー)が大きく表示されます。
ここで撮影を始めるといい結果が出ることは絶対にありません。
波が小さな小刻みなものになるまで暫し待たなくてはなりません。
また、ガイド中は、安易にに機材に触れないように心がけています。
コツを掴むまで時間がかかりました。
これらの機材を安心して使用できるバッテリーも必需品です。