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M31アンドロメダ星雲と自作レデューサー


1 BORG76ED鏡筒と自作レデューサーでM31を撮影しました  

ノータッチガイド撮影では、鏡筒の焦点距離が300mmを越えると星が点になる確率がかなり減ってきます。
そのため、BORG76EDの焦点距離を極力減らそうと自作レデューサーを使用しました。
焦点距離が500mmから365mmとなりF値も4.8となります。

F値が明るくなれば、露出時間が短くてすみます。
2分の露出で撮影しました。

この日は、月の入りを待ちましたので午前0時過ぎの撮影となりました。
この時間になるとM31は西に傾きかけています。

何か、秋の王者M31の撮影のチャンスが少なくなってきたような気さえしました。
しかし、今月から来月にかけて、まだまだチャンスがありそうです。
楽しみは撮影だけではありません。

北の空高くアンドロメダ座を見つけてください。
アンドロメダ座の星の並びが分かる星図があればM31を簡単に探すことができます。
星をたどってだいたいの位置を特定し、その付近を双眼鏡で探せば淡い銀河の光芒を見ることができます。


(撮影状況)
平成23年11月4日午前0時30分〜 撮影場所 綾川町
BORG76ED ×0.73レデューサー F4.8
カメラ EOSKissX4 ISO1600 露出120秒×3フレームコンポジット
フォトショップエレメンツで画像処理


2 6月ごろ自作したレデユーサーでの撮影状況を報告します。

焦点距離をより短くできる新しいレデューサーを欲しいと思っていました。
しかし、レデューサーはかなり高額です。

ケンコー光学ショップで購入した52mmACクローズアップレンズ(NO3)といくつかのパーツでレデューサー を造ってみました。
このクロースアップレンズは、アクロマートレンズ2枚で構成されています。
9月頃、BORG60EDに使用して秋の星雲などを撮りました。
結果はかなり満足のいくものでした。
今回は、BORG76EDと少し焦点距離が長い鏡筒に使用してみました。

トリミングする前の画像は、隅々までシャープに見えます。
周辺に輝星がないので青にじみなどは不明ですが、十分使用可能と感じています。

クローズアップレンズは、2000円程度で購入できます。
ただ、このレンズを鏡筒に取り付けるためのパーツが必要です。

私は、52mmフィルターネジが切ってあるBORG「7508」2インチホルダーSに 取り付けました。
また、鏡筒に取り付けるときレンズが接眼部に接触しないよう延長筒Sを使用しました。







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