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もう冬が近づいてきました 11月のオリオン座大星雲


1 夜が更けるころオリオン座が空高く昇ります  

冬の訪れとともに、だんだんオリオン座が南の空に昇る時間が早くなってきました。
深夜の撮影は肌寒く、南の空のオリオン座は何か印象深く感じます。

オリオン座の小三ツ星の中ほどにあるM42は肉眼でもその存在が分かります。
双眼鏡、望遠鏡、カメラで撮っても楽しめる天体です。

私の自宅は、市内の中心部にあります。
普段は、周りの光害のため、ほんとうに明るい星しか見ることができません。
空の状況がいい日には、かすかに北極星が確認できます。

そうした場所ですが、オリオン座だけは、その姿を綺麗に見ることができます。
屋上から望遠鏡でオリオン座大星雲のトラペジウムや白く広がるガス雲を見ることができます。

今年に入ってM42の撮影は3度目になります。
高松市の郊外でBORG76EDで撮影しました。


(撮影状況)
平成23年11月4日午前2時15分 撮影場所 綾川町
BORG76ED ×0.73自作レデューサー F4.8
カメラ EOSKissX4(改造)ISO1600 
露出20秒 40秒 80秒 3フレームコンポジット
フォトショップエレメンツで画像処理
SXD赤道儀 ノータッチガイド

2 オリオン座大星雲M42の魅力

距離1500光年のところにある30光年以上の広がりをもつ巨大なガス星雲です。
太陽のような星が生まれる場所として有名です。

手持ちの機材で気軽に撮影にチャレンジすることもできます。

カメラ三脚に望遠レンズ(固定撮影)で撮影できます。
焦点距離が長いレンズを使うと日周運動で星が大きく流れてしまいます。
ISO感度を上げて短時間で撮影すれば、他の星と明らかに違うM42星雲の姿が現れます。
小さいですが、オリオン座で輝くM42が捉えられます。

望遠レンズの焦点距離を60mm、絞り5.0、ISO感度800で15秒の露出で撮影しました。
RAWで撮影し星雲を画像処理で強調しました。

昔、銀塩(フィルム)カメラでオリオン座を撮影したことがあります。
100mm程度の望遠レンズでオリオン座が画角一杯に撮影できたような記憶があります。
しかし、予想外に60mmの望遠レンズでオリオン座が画面一杯に広がりました。
APS−Cサイズのデジタル一眼レフカメラではかなり大きく写るようです。
トリミングせずにフル画像で掲載しました。







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