専門誌で短焦点望遠鏡によるお気軽撮影がクローズアップされました
1 「星ナビ」でノータッチガイド撮影が特集されています
デジタルカメラの普及で短時間露出で天体撮影が可能になりました。
今月号の星ナビでは、小口径望遠鏡によるノータッチガイド撮影について詳しく説明しています。
天体撮影は、どうも敷居が高いと思われている方、
忙しい合間に、外に出て季節の星空を撮ってみたいと思われる方
モータドライブ付きの赤道儀が近くにあっても、まだ天体写真にチャレンジしたことがない方に
大変参考になる記事だと思います。
本格的なガイド撮影には、高機能な赤道儀、オートガイダー、ガイド鏡などが必要になります。
一つひとつが高額な買い物です。
機材を使いこなせるまでに時間と労力も必要です。
これまで天文誌の紙面では、とりわけ専門的な機材やその性能などが取り上げられてきました。
しかし、今月号では、100パーセントの結果を求めなくても、手軽な方法で天体撮影が楽しめることが
紹介されています。
天体撮影がマニアの世界でなく気軽な趣味の世界としてクローズアップされています。
専門誌上に、新しい目線でこうした記事が企画されたことに驚きさえ感じます。
ほんとうに、今後が楽しみです。
2 BORG60EDによる思い出の写真を掲載しました
2年ほど前に、BORG60EDで撮影したペルセウス座の二重星団です。
思ったような写真を撮るまでに何度も撮影に出かけました。
最初は、赤道儀のセッティングが悪く大きく星が流れてしまいました。
2度目は、位置調整が悪く星団が中央から大きくはずれてしまいました。
諦めが付かず、年末押し迫った頃にもう一度望遠鏡を向けて撮影したものです。
こうした星団は、BORG60EDといった短焦点望遠鏡のお得意とするところです。
レデューサーを使うとF4.9と結構明るく、2分程度の露出で綺麗な星団の写真が撮れます。
焦点距離が300mmの鏡筒です。赤道儀の極軸をしっかり合わせておけばノータッチガイド撮影が可能です。
この写真は、今も部屋のピアノの上に飾ってあります。
最近は、口径の大きな鏡筒を使って撮影にチャレンジしたり、望遠レンズで撮影する機会が増えています。
仕事も結構忙しい日々が続いています。
またBORG60EDでお気楽撮影を楽しみたいものです。
(撮影状況)
平成20年12月27日 21時7分 香南町
BORG60ED ×0.85 レデューサー F4.9
KissDN(改造) ISO400 130秒
GP2赤道儀 ノータッチガイド
フォトショップエレメンツで画像処理