9月19日に見かけ上の大接近となります。
18日の深夜にその状況を撮影しました。
1 接近の様子を楽しみました
BORG76EDに、フリップミラーを取り付け、大接近の様子を眼視と撮影と両方にトライしました。
フリップミラー上部に25mmアイピースを取り付け、20倍の倍率で様子を覗いてみました。
木星、衛星と少し明るめの星がいくつか見えています。
天王星は、5.7等と暗く、木星の衛星の輝きに及びません。
木星と衛星の位置を参考に、天王星を特定しました。
見る日や時間によって衛星の位置が変わりますので注意が必要です。
この倍率では、周辺に5等星ぐらいの星が明るく見えていました。
見間違わないようしなければなりません。
写真の中央部から少し上にぽつんと星が見えるのが天王星です。
(撮影状況)
平成22年9月18日午後11時48分 自宅屋上
BORG76ED F6.5
EOS40D ISO800 露出1/25秒
2 自宅の屋上で固定撮影で撮りました。
自宅は、市街地にあります。
どうにか北極星が見えており、ガイド撮影できる状況にはありましたが、
機材を屋上に上げセッティングを行うのに時間と労力がかかります。
経緯台で撮影しました。
固定撮影での1/25シャッタースピードでは、天王星をはっきりと写しだすことは難しくなります。
画像処理で強調しました。