冬は楽しみな星団が輝いています。お気軽撮影の季節です。
1 ハートレー彗星撮影の合間にM41星団を撮りました
M41は、シリウスの南に位置し、ファインダーでも星ぼしが分解され散開星団と分かります。
その姿は美しく、冬の絶好の撮影対象となっています。
全天一明るいシリウスから地平線方向に向かってシフトすると視野に入っていきます。
慣れないと、最初はボーとした光芒に見えますので見つけるのに少し時間がかかるかもしれません。
近くで三つの星が三角形を作っています。
その西側に位置しています。
一度位置が分かると簡単に望遠鏡の視野に入れることができます。
(撮影状況)
平成22年11月29日 午前0時01分〜 空港公園付近
EF70−200mm4L USM 200mm F5.6
EOS40D ISO800 露出195秒
フォトショップエレメンツで画像処理
2 散開星団は気軽に撮影できます
散開星団の撮影には、高額で高性能な機器は必要ありません。
デジタルカメラ、150mmから200mm程度の望遠レンズ、モータードライブ付きの赤道儀があれば、
ノータッチガイド撮影が可能です。
@ 2分から3分ほどの露出で撮影できること。
A 赤道儀の極軸をしっかり合わせていれば、星が点に写る確率が高いこと。
B 散開星団は、結構視直径が大きく望遠レンズや小口径の望遠鏡で迫力ある姿を撮ることができること。
こんな理由でお気軽撮影が楽しめます。