全天を代表するアンドロメダ大銀河が秋の夜空に輝いています。
今年2度目の挑戦でやっと思ったような写真が撮れました。
1 大型銀河の風格が感じられます
秋を代表するアンドロメダ座に位置する大型銀河です。
地球から230万光年の距離にあり、我々の銀河の2倍の大きさがあるそうです。
明るさは3.5等と肉眼では、かすかに見える程度です。
小口径の望遠鏡では、中央の明るい光芒がぼんやり見える程度で渦巻きを見ることはできません。
200mm程度の望遠レンズでも少し淡いですがその姿を綺麗に撮ることができます。
入りこんだ暗黒帯や渦巻きの様子を撮るには、少し大きめの望遠鏡と丁寧な画像処理が必要となります。
(撮影状況)
平成22年11月4日 午前0時19分〜 綾川町
BORG76ED ×0.8レデューサ F5.2
EOS40D ISO800 露出300秒 ×4フレームコンポジット
SXD赤道儀 スマートガイダーによるオートガイド
フォトショップエレメンツで画像処理
2 今回はオートガイダーが機能を発揮しました
先月にも、アンドロメダ星雲の撮影に臨みました。
1枚目の写真をライブビューで確認しました。
思い込みからか大変綺麗な画像に見えました。
ダーク補正用の画像2枚、アンドロメダ星雲を6枚撮影し勇んで家に帰りました。
パソコンに取り込みびっくりしました。
なんと星が流れています。
今回は、慎重に強拡大して画像をチェックしました。
すべての星が点になっています。
オートガイダーにありがとうの一瞬でした。