11月に入りました。季節的には秋ですが真夜中は非常に寒くなりました。
日が変わるころには、南の空に冬の星雲・星団が勢ぞろいしています。
1 新しい改造カメラでの初撮影です。
夜、撮影帰りにオリオン座、ヒアデス星団、すばる星団が天頂に向かってパノラマのように輝いています。
いつか撮りたいとタイミングを計っていました。
先日購入した改造デジカメで、オリオン大星雲、バラ星雲がどのように撮れるのか楽しみにしていました。
SIGMA10−20mmF3.5EXDC広角レンズで挑戦しました。
元画像は、地上の景色からもっと天頂高く写っていましたが、あまりにもオリオン座が小さくトリミングしました。
(撮影状況)
平成22年11月4日 午前1時33分〜 綾川町
SIGMA10−20mmF3.5EXDC F4.5
EOSKissX4 ISO800 露出250秒 ×3フレームコンポジット
KissX4のRAWファイルに未対応のため、デジタルフォトプロフェッシュナルでTIFFに変換し
フォトショップエレメンツで画像処理
2 ライブビューは非常に便利です
広角レンズの撮影では、カメラのファインダでピントを合わすのは一苦労です。
特に、天体撮影は、対象が小さく暗く大変な作業です。
今回は、ずーと向こうに見える高松空港の管制塔のライトをライブビュー画面で拡大してピント合わせをしました。
赤道儀に取り付ける前に、管制塔にカメラを向けてマニュアルで調整します。
ピント合わせが非常に簡単です。
掲載してある画像には、オリオン座、M42オリオン大星雲、その周りには、薄っすらとバーナードルーフ、
上部にエンジェルフィッシュ星雲、画面左端の中ほどにはバラ星雲、そしてヒアデス星団、すばると並んでいます。
実際に目で見ると、写真ほど星雲が赤く輝くことはありませんが、星の輝き、また、そのスケールの大きさは、一見の
価値があります。