北斗七星(おおぐま座)には、系外銀河など見所がいっぱいです。
M97ふくろう星雲とM108銀河にレンズを向けてみました。
● 北斗七星周辺に、M81やM82などの銀河が点在しています
午後11時ごろ、北の空正面に北斗七星が大きく広がっています。
この星座には、代表的なM81・M82銀河、見かけは大きいがかなり淡いM101銀河などが点在しにぎやかな場所にな
っています。
これから楽しみな星座です。
● M97ふくろう星雲とM108銀河を撮りました
ふくろう星雲とM108の撮影は、初めての経験です。
これらの星雲・銀河は、小さく、光度も暗く、小口径の望遠鏡での撮影の対象外と信じ込んでいました。
今回、何気なく撮影をしてみました。
空は、晴れてはいますが、黄砂の影響か薄っすら白く見えます。
結果は、結構はっきりと写ってくれました。
M97ふくろう星雲は、写真集では周辺が赤く色づいています。
ところが、今回は、赤い発色を表現することはできませんでした。
通常のデジタルカメラでは、難しいのでしょうか。
どちらにしても、今回の結果は非常に嬉しいものでした。
いろいろ楽しめる対象の一つになりそうです。
工夫をして再度トライしたいものです。
●撮影状況
平成22年3月19日 23:52〜 2フレームコンポジット
BORG76ED×0.8レデューサー(F5.2) LPS−P2フィルター
EOS40D ISO800 露出300秒
GP2赤道儀 GA−4補助ガイド