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星を見る会(その2) 五藤光学をご存知ですか

大口径の屈折望遠鏡で見ること座のM57は、はっきりと星雲状に見ることができました。
こと座は、西の空で高度を下げ決して観望にいい状況ではありません。
M57は視直径が小さい惑星状星雲です。
専門誌の写真には及びませんが初めてその姿を目にしました。

● 瀬戸大橋記念図書館 五藤光学20cm屈折望遠鏡  

図書館の方の説明では、設置されてから既に20数年経過しているそうです。
毎年、五藤光学の技術者がメンテナンスに訪れているようです。
最近、大口径の反射式望遠鏡を保有する公的天文台が多くなっています。
子供達に屈折望遠鏡の原理や素晴らしさを教えるにもいい教材だと思います。
是非いつまでも使い続けていただきたいものです。

● 五藤光学をご存知ですか

学生時代、いろいろなメーカーの天体望遠鏡が天文ガイドの広告欄に掲載されていました。
中でも、五藤光学の天体望遠鏡は、アマチュアの憧れの的でした。
中学生時代、理科室の五藤光学の天体望遠鏡で見た宵の明星は、きれいな半月をしていました。
当時、いつか自分自身の天体望遠鏡で見てみたいと気持ちが高鳴りました。

五藤光学は、いつの間にかアマチュア向けの小口径望遠鏡から撤退し、今は、天文台などの本格的な天体望遠鏡専門 のメーカーになっています。残念です。

● 小口径 今もメンテナンスは続きます

昔、五藤光学の8cmアクロマート屈折望遠鏡を購入しました。
瀬戸大橋記念図書館の屈折望遠鏡より大分前の話です。
入学記念に親に無理をいって買ってもらいました。
数年前、再び天文に興味を持つこととなりましたが、木箱に入った鏡筒は数十年のブランクをまったく感じさせないきれいな 状況です。
今も現役で使用できます。

五藤光学では、今も小口径の望遠鏡のメンテナンスをしてくれます。
接眼部からパーツを外そうとしましたが固くなっており、結局、五藤光学に送り外していただきました。
先日は、鏡筒の汚れ落としや艶出しの方法の問い合わせをしたところワックスのかけ方など教えてもらいました。

星を見る会に参加し、五藤光学の本格的な屈折望遠鏡を目にし再び昔の憧れとロマンが甦ったような 気がします。
鏡筒の手入れをしようと思いついたのも星を見る会の影響かもしれません。



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