先日、BORG125SDを購入しました。
天候はまずまずです、月齢7.1の月を撮りました。
● この鏡筒では、撮影は2回目の挑戦です。
BORG125SDでは、2×コンバージョンレンズを使用し、焦点距離が1500mmになります。
口径が大きく月の細部まで鮮明に写せると大きな期待を抱いて撮影に臨みました。
1 1.4倍テレコンバーターが付属されている鏡筒セットを購入
しました。
このテレコンバーターを使うと焦点距離が1050mmとなります。
APSサイズのカメラを使用しますので、1600mm程度の望遠レンズで撮影したことになります。
フイルムカメラの撮影では、一般的に2000mm程度でフイルムいっぱいの月を撮っていました。
もっと焦点距離を伸ばしたいと考えました。
2 中古でBORG 2倍テレコンバーター【8020】を買いました。
既に製造中止になっている古いものです。
また、中判カメラ用のものでデジタルカメラに対応できるか半信半疑です。
何の保証もなく、賭けのようなものでしたが、月にレンズを向け合焦したときはほっと胸をなでおろしました。
カメラのライブユー画面には、きれいな月が映っています。
パソコンに取り込んだ画像もきれいです。
ただ、完全に安心するためには、もう少し枚数を撮らなければと考えています。
3 このテレコンバーターレンズにカメラ用のTマウントを取り付けました。
大変でした。
取り付けのサイズがM68.8P0.75と表示されていました。
これに合うアダプターも購入しました。
ところがこのサイズは、レンズ筒とそれを支えているホルダーとのサイズでした。
このホルダーにカメラを取り付けますが、もっと大きなサイズのアダプターが必要で大変困惑してしまいました。
しかし、ボーグの良さは「どうにかできる」ということです。
ホルダーを外し、手持ちのアダプターなどを使いどうにか工夫しTリングを取り付けることができました。
あれこれ考え試行錯誤の世界です。一瞬ひらめきがありました。
雨でも楽しめるボーグを実践してしまいました。
撮影は、自宅屋上、EOS40D ISO200 露出80秒 F12で行いました。