アンドロメダ座、ペルセウス座が広がります。
10月に入りました。
残念ながら毎日ぐずついた天気が続きます。
月も、空に輝いています。撮影は少しだけお休みです。
9月26日、撮影に出かけたときに見た空の様子です。
はくちょう座の撮影も最後となりました。まゆ星雲を撮りたくて勇んで現地に向かいました。
しかし雲が多く、午後10時ごろから1時間半ほどウエイティングとなりました。
結局、27日の午前0時ごろからの撮影開始です。
撮影を早めに終え、ふと空を見るといろいろな星座が昇っています。
双眼鏡で星空探訪となりました。
結局、3時近くまで見入ってしまいました。
1年ぶりに、いろいろな星雲・星団と再会しました。
夜空いっぱい星が輝いていましたので皆さんにご紹介します。
すでにはくちょう座は西に傾きました。
アンドロメダ座は天頂に高くのぼっています。
アンドロメダ星雲は撮影の好機を迎えています。
M31アンドロメダ星雲は、さすがに渦巻きまでは見ることができませんが、白くはっきりとした光芒が目に入ってきます。
アンドロメダ星雲
撮影 平成20年12月2日 BORG60ED
ペルセウス座も東の空から高く昇ろうとしています。
2重星団、カリフォルニア星団などこれから撮影には楽しみな星座です。
ペルセウス座2重星団
撮影 平成20年12月27日 BORG60ED
すばる、ヒアデス星団が南の空に輝きます。
また、東の空からは午前2時ごろには、オリオン座が姿を現しています。
高度は低く星座全体を見ることはできませんが、小三ツ星が肉眼で確認できます。
M42・M43 オリオン座大星雲
撮影 平成20年12月20 BORG60ED
秋の空は、撮影や観望には少し寂しいといわれています。
しかし、アンドロメダ星雲、ペルセウス座2重星雲など双眼鏡で見るだけでも楽しいものです。
明るい星をたどって星団・星雲を探します。
とくに2重星団の周辺はなんともいえない星の集まりの場所です。
視野いっぱいに星が輝いています。是非、一度、望遠鏡や双眼鏡で訪れてはいかがでしょうか。
真夜中は肌寒く、私は、長袖にダウンベストといういでたちです。
しかし、寒い冬を迎えるのはまだまだ先です。
星空を見るにはいい季節かもしれません。