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ステラショット2 導入記4 新機材で日食撮影の練習 令和2年6月8日
1 ステラショット2とGearBoxで日食撮影
赤道儀を屋外に出して6月21日の部分日食撮影の練習をしました。
お昼の撮影です。当然北極星は見えず、ポーラメータ(磁石でセッティング)で赤道儀を北の方向に向けました。
EQ3赤道儀のコントローラーで太陽を自動導入。
太陽ファインダーの端の方に太陽が導入されました。そしてコントローラーで中心に移動。
さらに、カメラのライブビュー画面でも太陽が中心に来るよう微調整しました。
天気が良く、屋外は炎天下、後は、赤道儀に追尾を任せてパソコンのある屋内へ。
赤道儀と屋内のパソコンはGearBoxのWiFiで結ばれています。
2 ステラショット2で撮影
ステラショットでは、カメラの操作と太陽の位置調整をしました。
今回は、北極星を使わずポーラメーターで簡易な極軸調整をしています。
ほとんど望遠鏡の視野から外れることはありませんが、中心からほんの僅かですがだんだん太陽が外れていきます。
ステラショット2のライブビュー画面を見ながら、微調整キーで位置調整をしました。
そして、ライブビュー画面の太陽を見ながらISO感度や露出時間を調整。
今回は、すべて手動で画面の撮影ボタンを押しましたが、ステラショット2では、スケジュール撮影機能であらかじめ 撮影時間やカメラの設定を登録しておくことができます。
日食が見られる21日も暑さが予想されます。
当日は、西の空結構低いところで日食が進みます。そんなことから見晴らしのいい郊外へ出かけようかと 思っています。
こんな時は、日差しを避けて車の中で冷たいものでも飲みながら撮影するのもいいですね。
晴天であれば、パソコン任せで事前に設定したスケジュールで自動撮影するのもいいかもしれません。
思わずこんな夢を描いてしまいましたが、当日はどんな撮影になるのでしょうか!
パソコンの画面で、太陽に小さな黒点が出ていました。右下の方に淡い黒点が写っていますが分かりますか。