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ステラショット2 導入記3 GearBoXとの接続 令和2年5月31日
1 赤道儀コントローラーとGearBoxの接続
私が使っているEQ3GOTO赤道儀のコントローラーとGearBoxとの接続には大変四苦八苦しました。
アストロアーツのホームページや説明書では、SynScanEQシリーズの赤道儀の接続には、RJ-11 6ピン モジュラージャックとUSB-シリアル変換ケーブルが必要と書かれています。
EQ3赤道儀の説明書にもコントローラーの3つある端子の真ん中の6P端子がパソコン接続用と書かれています。
ということで、いろいろ探し回ってネットで次の専用コードを見つけ注文しました。
DB9?RJ11 RJ12 6P6C LANネットワークシリアルコンソールケーブル
USB to RS232 アダプタ
ところがこのコードを使い接続しましたが、ステラショット2では、どうしても赤道儀を認識してくれません。
いろいろあぐねましたが、ネット上で、コントローラの右端の端子とパソコンをUSBケーブルで繋ぐと ステラナビゲーターというソフトで、赤道儀の操作ができるという書き込みを発見、GearBoxにも使えると思い USB2.0 A−Bタイプを購入しました。
これは大正解、うそのようにGearBoxを介してステラショット2で赤道儀を制御できるようになりました。
2 カメラとの接続について
カメラの接続については、専用のコードを使えば問題はないようです。
ただ、ひとつだけ今後の課題があります。
ステラショット2で追加された機能の1つ「ミラーアップ撮影」が今のところGearBoxでは使え ません。これは今後アストロアーツさんで改善されるそうです。
そして、Kissシリーズは、カメラの機能上GearBoxではこの機能は使えないと説明がありました。
ただ、私の機材では、直接カメラとパソコンを接続した場合は、KissX7iは、露出30秒以下の設定でミラーアップ 撮影が働いています。
新しいシステムを導入するといろいろ大変ですね。
無事接続できましたが、アストロアーツさんとやり取りしたり、こうしたことが分かるまでかなりの時間 がかかりました。