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    スワン彗星(C/2020F8)を撮影   令和2年5月16日



    1 超低空のスワン彗星の撮影にチャレンジ


    アトラス彗星、スワン彗星と肉眼等級に増光するのではと期待される彗星が現れていますが、核の分裂などでなかなか 思うように明るくなってくれないようです。

    このスワン彗星は、先月南半球では、望遠鏡での撮影で長い尾を伸ばした姿が撮影されていました。

    今月、北半球でも観測できるようになりましたが、明け方、高度10°を切る低空という状況の中、皆さんが撮影に チャレンジしていますが、なかなかの難物になっています。

    2回目の挑戦で、その姿をとらえることができました。

        


    (撮影状況)

    令和2年5月14日午前3時時45分頃 塩江町

    BORG76ED ×0.8レデューサ 400mm F5.2 ASTROLPRType1フィルター

    EOS6D ISO800 50秒 4フレームコンポジット

    EQ3GOTO赤道儀 セルフガイド ステラショットで自動導入・自動撮影

    フォトショップCCで画像処理




    2 2度目のチャレンジは山沿いで撮影


    1回目のチャレンジは、海が広がり低空まで見渡せる大串半島の先端で撮影。

    高度が10°近くなる4時少し前に撮影開始。

    残念ながら、ISO感度や露出時間をいろいろ変えてみましたが撮影結果は真っ白!

    低空、月明かり、なんといっても1時間後に迎える日の出の影響をもろに受ける海辺と、 いろいろ悪条件が重なりました。


        

    そんな反省から、2度目の挑戦は、場所を変え、山の手で、午前3時30分ごろから撮影開始しました。

    この日は、ありがたいことに低空に雲もなく、高度5°ぐらいからその姿をとらえることができました。

    明け方の淡い彗星です。ファインダーでは姿を見つけにくくこの日も赤道儀の自動導入機能が活躍しています。




     

     

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