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ようやく撮影 春の代表M65・M66銀河 令和2年4月30日
1 しし座の銀河トリオ
天体写真にチャレンジしようという方は、春に一度トライしたくなるのがこの銀河トリオですね。
私も何度も撮影しましたが、なかなか淡いので撮影が大変だと感じています。
今年も早くにドームから撮影しましたが、空の透明度が悪く再チャレンジすることになりました。
先日、ようやく天候に恵まれましたので撮影することができました。
(撮影状況)
令和2年4月25日午前0時時26分〜 Asukaプチドーム
口径200mm F5 ニュートン QuadBPフィルター
KissX7i(改造) ISO6400 45秒 30フレームコンポジット
SXD2赤道儀 セルフガイド ステラショットで自動導入・自動撮影
ステライメージ フォトショップCCで画像処理
透明度のいい郊外でも、視直径が小さくて淡い系外銀河の撮影は難しいですね。
今年は、口径が大きくて焦点距離の長い反射望遠鏡、ステラショットとQBPフィルターのおかげで、 街中にある私のドームから系外銀河の撮影にチャレンジすることができるようになりました。
特にこのQBPフィルターは、普通のデジタルカメラ(無改造)での撮影では、カラーバランスがかなり崩れて しまいますが、赤い星雲がよく写るKissX7i(改造カメラ)とは相性が良く一定のバランスを保っています。
ということで、今回の系外銀河の撮影でも改造デジタルカメラを使用しました。
2 こちらは、有名なM104ソンブレロ銀河です
月が遅くまで輝いていましたので、撮影が月が沈む深夜になりました。
西に傾きあまり条件は良くありませんがカメラを向けました。