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4月28日 金星が最大光度(−4.5等) 令和2年4月28日
1 まだ、明るさが残る午後6時前の金星です
今日は、金星が最大光度になるというので、仕事を終え急いでドームに向かいました。
西の空高いところに輝く金星に望遠鏡を向けました。
使用するバローレンズを変更し、撮影画像が大変改善されて良くなりました。
(撮影状況)
令和2年4月28日午後5時午後5時49分〜 Asukaプチドーム
口径200mm F5 ニュートン 5倍バローレンズ(F25) 直焦点撮影
EOSM6 ISO200 1/100 10フレームコンポジット
SXD2赤道儀 セルフガイド ステライメージでコンポジット
焦点距離1000mmの反射望遠鏡に5倍のバローレンズを使用すると、カメラのライブビュー画面に 金星を導入するのがほんとうに大変です。
遠くの景色で試してみましたが、びっくりするほどカメラの視野が狭くなります。
そんなことから、ファインダーをBORG50というミニ天体望遠鏡に変え、金星の位置調整の精度を上げることに しました。
ベルボンのレベラーで主鏡と正確に同じ方向を向くよう調整。
倍率も10倍、おかげでこれまでのファインダーと違い金星が1発導入できました。
2 市街地から撮影したM51子持ち銀河
新型コロナの感染防止の観点から、ゲームセンターなどの夜間営業を取りやめになり、ネオンサインなどの照明 が消され、少し街中にも綺麗な星空が戻ってきたように感じます。
私のドームは、市の中心部に近いところにありますが、おかげさまで、連日綺麗な北斗七星が姿を現しています。
M51子持ち銀河の撮影にチャレンジしました。
(撮影状況)
令和2年4月25日 午後11時30分〜 Asukaプチドーム
口径200mm反射望遠鏡(F5) 光害カットフィルター
EOSKissX7i ISO6400 露出50秒 40フレームコンポジット
SXD2赤道儀 セルフガイド ステラショットで自動導入・自動撮影
ステライメージ、フォトショップエレメンツで画像処理
以前、M51をドームから撮影したことがあります。
その時は、あまりに淡くこれはダメだと諦めました。今回は、ちょっと驚きの結果になりました。