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金星撮影(色収差)の機材変更 令和2年4月25日
1 色収差低減に向け、バローレンズを変更
前回、安価なバローレンズを使用して金星の撮影を行いました。
願ったような金星の姿を撮ることができましたが、金星の周りには青や赤の色が出現。
さすがに、気になりバローレンズを変更することに!
笠井トレーディングの3枚玉5倍バローレンズをアマゾンで買いました。
アマゾンで大変お得な価格で購入しましたが、やはりいいレンズは違いますね。
色収差はもちろん、拡大率が全く違いました。
前回買った安価なレンズは、5倍と表示されていますが、倍率が表示よりかなり低くいようです。
新しいバローレンズとカメラのTリングをつなぐためのアダプター(SOLOMARCTリング用アダプター) を使用しています。
2 24日の夕方に撮影した宵の明星
5倍バロー、焦点距離1000mmの反射望遠鏡、APS−Cサイズのミラーレスカメラで撮影。
大きく綺麗な三日月状金星がライブビュー画面に現れました。
掲載画像は、5フレームコンポジット処理したものをトリミングで拡大しています。
(撮影状況)
令和2年4月24日 18:25 Asukaプチドーム
口径200mm反射望遠鏡(F5) 笠井トレーディング3枚玉アポ5倍バローレンズ使用
EOSM6 ISO250 露出1/80
SXD2赤道儀 セルフガイド フォトショップエレメンツで画像処理
やはり、いい画像を得るには、しっかりとした機能をもったバローレンズが必要ですね。
ほんの淡く金星の周りに色収差が出ますが、前回とは全然比較にならないほどものです。