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自宅ドーム再始動 令和2年10月18日
1 自宅ドームの機材のレベルアップ
赤道儀を大型にし、天体観望、撮影のワンランクアップのための一連の作業が先日終わりました。
赤道儀の大型化に伴い、ピラーの設置、延長筒の発注・設置、パソコンとの接続・操作、極軸合わせなどすべてが終了するまで 少し時間を費やしました。
今回、機材導入やセッティングなど、ヨシカワ光器の吉川さんに大変お世話になりました。
吉川さんには、普段からアドバイスをいただき親身に相談にのっていただいています。
多くの方からのメンテナンス依頼でお仕事がお忙しい中対応いただき感謝いたします。
赤道儀が大きくなったおかげで、口径200mmF5反射望遠鏡、口径125mmF6屈折鏡筒、口径71mmF5.6鏡筒が搭載可能になりました。
2 火星の観望と撮影
昨日、雨も上がり綺麗な星空が見えていましたので、今話題の火星に望遠鏡を向けました。
ニュートン反射望遠鏡で火星を見た後、ミラーレスカメラで火星を撮影しました。
5倍バローレンズで焦点距離5000mm、1.5倍のAPS-Cサイズで、約7500mmの焦点距離を確保しました。
撮影した動画を静止画に切り出し約1000フレームコンポジットして画像処理しました。
この日は、シーイングが悪かったようです。
火星の表面は、ボーとした模様しか現れませんでした。
もう一度空の状態がいい時に再チャレンジしたいと思います・
(撮影状況)
令和2年10月17日 午後10時28分〜 Asukaプチドーム
D200mmf1000mm ニュートン反射望遠鏡 ×5倍バローレンズ
EOSD6ミラーレス ISO800 1/160 動画120秒
アトラクス赤道儀セルフガイド
ステライメージで約1000フレームコンポジット、画像処理
以前、今回の同じ鏡筒、カメラで同じように金星を撮影したことがあります。
その時は、結構大きさのある金星が撮影できたと記憶しています。
今回は、あまりに火星の画像が小さいのでちょっと驚きました。
できればミラーレスカメラで気軽に撮影できればと考えており、もう一度チャレンジしたいと思います。