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経験と優れたテクニックそして「臨機応変の対応」 令和元年8月8日
親しくお付き合いをさせていただいている四国天文協会香川県支部長中村博さんが、平成24年5月に 日本で観測された金環日食の「ベイリービーズ」の素晴らしい写真を撮られています。
曇り空、雲の切れ間にタイミングを逃さず撮影されたものです。
ノーフィルターで果敢なチャレンジだったのではないでしょうか。
1 周到な準備とチャレンジ精神
たぶん、この時の金環日食ではベイリービーズを狙われていたのでしょうね。
雲間にベイリービーズの一瞬を捉えられています。
この写真は、ノーフィルターのため金環部分は露出オーバーになっていますが、見事にベイリービーズを 撮影されています。
画像は、四国天文協会機関紙「アストロピア」から転載させていただきました。
こうした写真では、これまで積み重ねた経験が大変生かされているように感じました。
ベイリービーズを写し出すためのカメラの設定、特に薄雲がたなびく中、シャッタースピードをいくつにすればいいのか、 経験値をもとにとっさの判断が必要です。
金環日食では、どのような現象をターゲットにすべきか、その時フィルターを付けて撮るのか、ノーフィルターで 撮るのかなど勉強すべきことがたくさんあるようです。
2 台湾金環日食まで1年を切りました
アメリカ皆既日食からかなりの時間が経ちました。日食病がそろそろ再発する頃です。
来年の近場で観られる金環日食、もし気軽に参加できるツアーがあればいいですね。
そんな夢をいだいて仕事を頑張る毎日になっています。
機材の選定や撮影方法の勉強。
あれこれ考えてみるのも楽しいことです。
平成24年の金環日食では、残念ながら知識も少なくベイリービズの撮影などは全く頭にありませんでした。
来年の金環日食では、ベイリービーズの撮影チャンスともいわれています。ちょと興味深い日食になりそうです。
日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています