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新気軽に天体撮影6 アンドロメダ銀河撮影 令和元年11月25日
前回の更新からかなりの時間が経過してしまいました。
仕事も落ち着き、やっと天候にも恵まれ撮影に出かけることができました。
1 EQ3GOTO赤道儀の追尾性能は!
今月の21日と23日、2回アンドロメダ銀河に望遠鏡を向けました。
21日が予備撮影、23日が本番となりました。
EQ3赤道儀をセットし、アライメントの後、ステラショットで自動導入、高感度(ISO5000)で 90秒露光しました。
30フレームほど撮影しましたが、とりあえず10フレームをコンポジットし画像処理したものです。
画像は拡大してご覧いただけます。
(撮影状況)
令和元年11月23日午後23時ごろ 綾川町で撮影
BORG76ED×0.7レデューサー 350mm F4.6
ニコンD500 ISO5000 90秒 10フレームコンポジット 光害カットフィルター
EQ3赤道儀 セルフガイド ステラショットで自動導入、撮影
ステライメージで画像処理
2 焦点距離350mm鏡筒を90秒セルフガイド
ステラショットの撮影では、高感度で短時間露光した写真をたくさん撮影し、コンポジット処理したもの使って 画像処理しています。
そんなことから、この赤道儀を使って、60秒、できれば90秒ほどガイドできればと思っていました。
今回の撮影では、丁寧に極軸調整を行ったことが良かったのか期待どおり焦点距離350mmの鏡筒を90秒 ガイドすることができました。
21日の予備撮影では、カメラの感度を少し低いISO3200とし露光90秒で撮影しました。
ところが、予想に反しカメラのヒストグラムが適正露出とならず、露光不足を示してしまいました。
空の状況が思いのほかいいのか、もう少し感度を上げて撮影しなければいけないようです。
ステラショットでは撮影感度の上限がカメラの最高感度の1/2程度が良いとされています。
撮影に使ったのは、キャノンKissX5で最高感度がISO6400、これ以上の設定ができず、日を改めて 別のカメラ(ニコンD500)を使って再チャレンジすることになりました。
撮影では、撮影(露光)時間をいろいろ変えてテストしてみました。次回ご報告したいと思います。