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2月の天体イベントと天体撮影 平成31年1月25日
1 2月1日 月と惑星の集合
2月1日の早朝、東南の空低く月と金星が接近します。
また、近くに木星も輝き、6時前には、土星も姿を現します。
上記の資料は「藤井旭の天文年鑑」を抜粋し掲載しました。
2 早起きして、東南の空にカメラを向けませんか!
この日の日の出は高松では午前7時頃になっています。
惑星が揃う午前6時ごろには、薄明が始まりだします。
この時、月や金星の高度は15°ほどありますが、高度が低い土星の撮影は難しいかもしれません。
私は、APS−CサイズのデジタルカメラにEF28mmF1.8のレンズで撮影しようと思っています。
このレンズの画角なら、月や惑星、アンタレスまで写すことができます。
そして惑星を強調するためにソフトフィルターの使用を考えています。
午前5時半過ぎ、まだ薄明が始まる前、高度が極端に低い土星の撮影を諦めて、月と惑星などの写真を撮るのも いいかもしれませんね。
画像は、イメージ写真です
@ デジタルカメラと三脚が必要です
手持ちでは撮影できません。三脚が必要です。
シャッターぶれを防ぐために、コントローラーか2秒タイマーを使用します。
A ズームレンズの広角側で撮影できます。
一般的なズームレンズでは、ISO感度を1600に上げて撮影してはいかがでしょう。
何度か試して、三日月と金星などがバランスよく写るシャッタースピードを選んでください。
また、月は大きく輝きますが、一般的な星景写真のようにシャッタースピードを遅くしたくさんの星を写すことも お試しください。
B そして一番はピントをしっかり合わせることです。
天体写真で大切なのは、天気とピントと言われています。
遠くの街灯などの灯りをライブビューで拡大し、マニュアルでしっかりピントを合わせましょう。
まず、手持ちの機材で気軽にチャレンジされてはいかがでしょうか。
天気のいいことを祈るばかりです。
日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています