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春のメシエ天体の紅一点 平成30年4月20日
1 M3球状星団が綺麗です
春のメシエ天体といえば、たくさんの系外銀河が名を連ねます。
淡い天体が多く、なかなか小口径の望遠鏡では見つけるのが難しいですね。
そんな中、メシエ天体の紅一点がこのM3球状星団です。
25倍ほどの倍率で望遠鏡を向けましたが、はっきりとその姿を見ることができました。
だんだん倍率を上げてくと、星の大集団というのが分かります。
昨日は、100倍まで倍率を上げましたが、星が一つ一つ分解された姿を見ることができないようです。
高松の街中からの観望ですが、この季節小口径の望遠鏡で見ることができる貴重な天体だと思います。
○ 天体情報
M3球状星団 6.3等 見かけの大きさ18°
りょうけん座のコールカロリとうしかい座のアークトゥールスの2つの星を結ぶ線の中間付近を探るとその姿を 見つけることができます。
2 その姿を写真に撮りました
この球状星団は光害のある街中でもよく写ってくれるようです。10枚ほど撮影しコンポジットしました。
(画像処理)
平成30年4月19日(木)11時00分〜 Asukaプチドーム
BORG101ED ×0,8レデューサ F5.0 LPSーP2光害カットフィルター
KissX7i(改造) ISO3200 50秒露光 10フレームコンポジット 色調補正モード選択
SXD2赤道儀セルフガイド ステライメージ8で画像処理
この改造カメラのホワイトバランスには、マニュアルモードにできるだけ通常の色調になるような補正モードが 設定されています。
月の影響を受けず、天候に恵まれた日が来るのを心待ちにしていましたが、ようやく昨日綺麗な星空との出会いがありました。
日中、車のボンネットに薄っすら黄砂が飛んできています。
ただ、量が少ないのでしょうか星空観望にはあまり影響がないように感じました。
日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています