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春の銀河お気軽撮影 NGC4565・M104 平成30年3月17日
1 雨上がりで、天気に恵まれ綺麗な星空が広がりました
昨日の夜から今日の未明にかけて、空の透明度が上がりました。
プチドームで、代表的な銀河2つに望遠鏡を向けました。
カメラの感度をISO3200に上げ、カメラのコントローラーを45秒露出を10〜20回に設定し、 オートガイドなしの赤道儀任せのセルフガイドで撮影しました。
深夜は、やはり寒いですね、撮影中望遠鏡の横で座っていましたが、ちょと寒さが身に沁みました。
2 NGC4565
かみのけ座にあって、ちょうど銀河を横にしたような形をしていることで有名な銀河です。
9.6等と暗いですが写真に撮ると結構はっきりと写ってくれるます。
(画像処理)
平成30年3月17日(土)午前0時32分〜 Asukaプチドーム
BORG101ED ×0,8レデューサ F5.0
KissX5 ISO3200 45秒露光 10フレームコンポジット
SXD2赤道儀セルフガイド ステライメージ8で画像処理
3 M104ソンブレロ銀河
こちらもおとめ座にあって特徴的な形をしているので大変有名な銀河ですね。
光害の影響を受ける街中からでも、透明度がいい日には綺麗な姿を撮ることができるようです。
(画像処理)
平成30年3月17日(土)午前0時51分〜 Asukaプチドーム
BORG101ED ×0,8レデューサ F5.0
KissX5 ISO3200 45秒露光 20フレームコンポジット
SXD2赤道儀セルフガイド ステライメージ8で画像処理
4 お気軽画像処理が可能に
今まで、お気軽に撮影しても、その後の画像処理が大変でした。
新しい画像処理ソフト「ステライメージ8」では、画像のコンポジットからダーク補正、レベル補正まで すべてやってくれる自動画像処理処理機能が新設されました。
また、処理が終わってから、画像調整パネルで処理後の画像を希望の姿に微調整することができます。
これには、大変助かります。
また、フラット補正も、ネットで紹介されている方法では、このソフトで簡易フラット画像を作成し 簡単に行うことができるようになりました。
この方法については、「2分でできる!天体写真のフラット画像の作り方」を参考にさせていただいています。
光害の影響を受ける街中の天体撮影では、短時間に撮影した画像をたくさんコンポジット処理しなければなりま せん。
今まで、たくさんの画像をコンポジット処理するのにはかなりの時間がかかっていましたが、この新機能でほんとうに 楽に処理ができるようになりました。
日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています