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おめでとうございます! 日本人による新彗星の発見 平成30年11月11日
1 四国天文協会名誉会員の藤川繁久さんが新彗星を発見
嬉しいニュースが飛び込んできました。
普段親しくさせていただいている彗星掃索家の藤川さんが11月8日の明け方、東の空に新天体を発見されました。
また、徳島県の岩本さんとマックホルツさんもそれぞれ独立発見され、名前はマックホルツ、藤川、岩本彗星 になったようです。
四国天文協会の堀寿夫さんがこの彗星の撮影に成功されており、ご了解を得て掲載させていただきました。
2 ほんとうに嬉しいニュースです
1994年7月SL第9彗星が、木星に衝突して以来、世界的にプロによる自動掃天プロジェクトが始動し アマチュアの発見が少なくなっています。
そんな中今回の発見は大変な快挙と言えるのではないでしょうか。
以前、私のホームページに藤川さんから寄せられた「彗星掃索について」の寄稿文に次のように書かれています。
「いずれにしましても掃索は生涯をかけてやりぬくものです、この気持ちが大切です。事は容易ではありませんが、 日々の掃天作業において、いつも男の大きな夢と希望とロマンがあります。地味な掃索もやってみれば実に面白く、 楽しいです。」
全国的にも、世界的にも著名な方ですが、いつお会いしても偉ばらず頭の低い方です。
信念の方ですね。 おめでとうございます。 心よりお祝い申し上げます。
藤川さんにとって彗星発見は、2002年12月の工藤・藤川彗星の発見以来になりますが、この間、藤川さんは多数の新星の 発見をされています。
下の天文誌に掲載された記事は、2012年8月にいっかくじゅう座に新星を発見したときのものです。
日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています