冬の星団　観望

　街中から見る　冬の星団・星雲　　平成３０年１月１３日

１　高松市内から見えるメシエ天体

昨日（１月１２日）Ａｓｕｋａプチドームで南天に見えるメシエ天体を天体望遠鏡で観望しました。

冬のメシエ天体の観望は３度目になります。

この日ですべてのメシエ天体を訪問しました。

こちらは、冬の星団の代表「おおいぬ座のＭ４１星団」です。

南の空に明るく輝くシリウスから少し地表の方へ下がったところに位置している大きな散開星団です。

（撮影状況）

平成３０年１月1２日　２２時１４分　Ａｓｕｋａプチドーム

ＥＯＳＫｉｓｓＸ７ｉ　ＩＳＯ８００　露光６０秒

ＢＯＲＧ１０１ＥＤ　Ｆ４．９　ＳＸＤ２赤道儀セルフガイド　フォトショップエレメンツで画像処理

２　メジャーとはいえない球状星団も覗いてみました

ウサギ座にある小さなＭ７９球状星団です。

おおいぬ座の西、オリオン座の下に位置する星座です。

実視等級７．７等と暗くとても小さな球状星団ですが、ぼんやりとしたその輝きを望遠鏡を通し確認することができました。

３　こんな天体にもチャレンジ

高松の中心地に近い私のドームから、南天の空、ガイドブックに掲載されている冬のメシエ天体のほとんどを見ることができます。

残念ながらＭ１カニ星雲は２度チャレンジしましたがその姿が分かりませんでした、嬉しいことにＴＶでウルトラマンの故郷と言われるオリオン座のＭ７８星雲の小さく淡い光芒が印象的でした。

観察と合わせて短時間露光でそのイメージを撮影したＭ７８星雲です。これを淡くしたような姿が見ることができますよ。

冬のメシエ天体、どんな天体がどんな姿で望遠鏡の中に見えたのか、次回詳しくレポートします。