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  •  アメリカ皆既日食(最終準備)  平成29年6月17日



    1 使用機材は!


    今回、カメラとレンズはインドネシア皆既日食の時と変更して日食に臨むことに。

    カメラは、ニコンD7200、

    レンズは、BORG45EDにBORG1.4テレコンバーターGRを装着、455mmF10.1に

    赤道儀は、インドネシア皆既日食と同様、ポータブル赤道儀CD−1を使用します。


    最終的に、アメリカ皆既日食はこんな機材でチャレンジすることになりました。




    2 ようやくカメラの機能をフル活用できるように!


    ブラケット撮影(多段階露光)の優れたカメラというのでD7200を購入しました。

    このカメラ、キャノンのKissよりかなり多機能で、メニューにはいろいろな機能が搭載されています。

    ちょっとオーバーな話ですが、それを熟知しなければ、思わぬところで戸惑うことがあります。

    そんな中、最後まで悩んだのが、バリアングル液晶画面がないことでした。

    太陽直下、明るい場所で低い位置からカメラを覗いて、位置調整などを行うのは至難の業です。

    このため、ちょっと昔に戻ってアングルファインダーを覗いて太陽の位置調整を行うことに。

    赤外線で目を痛めないようにフィルターを眼視可能(撮影も可)なアストロソーラフィルターに変更しました。


    メーカーが変わり機能の違うカメラに変更するとほんとうに大変です。




    3 レンズの焦点距離を伸ばしました


    今回はちょっと冒険をすることにしました。

    できるだけ、画面の隅々まで綺麗な画像を撮影できるようテレコンを使いました。

    これでAPS−Cサイズで700mm近くの焦点距離を得られます。

    一番心配なのが、ダイアモンドリング撮影の時のゴースト対策ですね。

    テストをしてみましたが、ゴーストが全く発生しない望遠鏡は無いようです。

    持っている鏡筒でいろいろやってみましたが、ゴーストレデュースのBORGテレコンGRを使用したこのシステム のゴーストが一番淡いように感じました。

    強露光した画像をそのまま掲載しました。左下に淡いゴーストが出ているのが分かりますか。




    (撮影状況)

    平成29年6月17日 午前8時34分

    ニコンD7200 ISO200 0.5秒 BORGD5フィルター

    BORG45ED ×1.4テレコンバーターGR F10.1

    CD−1赤道儀でセルフガイド


    4 チャレンジの日食撮影になりそうです


    インドネシア皆既日食では、皆既日食中は薄雲りと天候に恵まれませんでしたが、 皆既日食撮影では、かなりの好結果を得ることができました。

    その時の、機材をそのまま使用することも可能でしたが、よりいいものを求めてカメラやレンズの変更を 決断しました。

    仕事の合間をぬってテストを行ってきましたが、皆既日食まであと2か月、もう目の前に迫ってきました。


    あとは、このチャレンジ精神がいい結果に結びつくことを祈るばかりです。



    今日の太陽、いくつか小さな黒点が出ていました。


     


    (撮影状況)

    平成29年6月17日 午前8時41分 自宅屋上

    ニコンD7200 ISO400 1/1600秒 アストロソーラD5フィルター

    BORG45ED ×1.4テレコンバーターGR F10.1

    CD−1赤道儀でセルフガイド


     

    日々の日記 四季の高松


    四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています


        

    四季の高松

     

     

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