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街中からの晩秋の星空観望 平成29年11月14日
1 もう冬の星団が!
昨日、一昨日とプチドームで星雲、星団の姿を望遠鏡で追いました。
昨日は、午後10時ごろ雲の切れ間に冬の星団を見ることができました。
東の空の低い所にぎょしゃ座のカペラが輝いています。
この日は、同じぎょしゃ座のM36、M37、M38にBORG125SD望遠鏡を向けました。
〇 M36
星の数は少ないですが、望遠鏡の中にはっきりとした星々の姿が綺麗です。
この望遠鏡に同架しているBORG101ED鏡筒で撮影しました。
(撮影状況)
平成29年11月14日 午後10時 Asukaプチドーム
KissX5 ISO1600 40秒
BORG101ED 640mm×0.7レデューサ F4.4
SXD2赤道儀セルフガイド フォトショップエレメンツで画像処理
〇 M37
倍率を50倍まで上げましたが、ボウとした光芒が見えるだけでした。
高度が上がり南の空に輝くようになると星に分解できるかもしれません。
写真に撮ると綺麗な形をしています。
〇 M38
こちらも倍率を上げてもはっきりとした姿を見ることができませんでした。
この時間、白い光芒の広がりが分かる程度で、暗い星が集まっているようです。
3つの星団ともほぼ同じサイズでトリミングしています。それぞれの大きさの違いが分かります。
ぎょしゃ座はこんな形をしています。
3つの散開星団が並んでいます。
図の上から、M38、M36、M37となっています。
日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています