気軽に天体撮影 topics
ちょっと旬の話題や写真
星ナビ11月号 「コロナの画像処理」 平成29年10月15日
1 コロナの画像処理
星ナビ11月号に日食を撮る6「コロナの画像処理」が特集されています。
ステライメージ8による画像処理の説明に沿って、先日のアメリカ皆既日食で撮影した画像を再処理しました。
ステライメージに新規に追加された機能「回転アンシャープマスク処理」にトライしました。
2 微細なコロナの構造が浮かび上がりました。
今回の特集では、画像の位置合わせを自動でおこない、コンポジットは加算平均で行うよう解説されており、 1枚一枚位置調整をし、その都度加算処理していた私にとってはかなり手軽な処理になりました。
今回は、18枚の画像をコンポジットし、そして回転アンシャープマスク処理を行いました。
画像は拡大してご覧いただけます。
ステライメージを使い、私のパソコンでたくさんの画像を一度に処理すると画像処理に大変時間がかかります。
辛抱強く丁寧に段階を踏んで処理をしなければいけません。
頑張ったおかげでいい結果が出たようです。
今回新規追加された「回転アンシャープマスク処理」は、これまでの「ローテーショナル・グラディエント」処理より コロナが微細に強調されるように感じました。
3 嬉しいご報告
アメリカ皆既日食帰国後、すぐ星ナビギャラリーに投稿した「第3接触ベイリービーズとプロミネンス」の画像が 嬉しいことに11月号で入選しました。
昨年、インドネシア皆既日食の画像が日食特集に掲載されたのに続いての星ナビ掲載になりました。
第3接触直前からダイヤモンドリングの撮影で連写した画像の1枚です。
太陽の明かりが漏れ始めた姿とアーチ状のプロミネンスを撮ったものです。
(撮影状況)
アメリカアイダホ州レクスバーグ 2017年8月21日 17時35分27秒(UT)
BORG50FL 400mm F8 1/800秒
ニコン7200 ISO200 CD−1赤道儀追尾 フォトショップエレメンツで処理
日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています