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6 撮影はこんな機材で (ポータブル赤道儀) 平成27年8月31日
オーストラリアの空は、本当に綺麗ですね。
目の前に、綺麗な星空が広がっていました。
夜空には、大きく弧を描く天の川が広がっていました。
画像は、南天の天の川です。
コールサック、南十字星、エータカリーナ星雲が写っています。
28mmの広角レンズとフルサイズのカメラで撮影しました。
1 遠征用にポータブル赤道儀CD−1を購入しました
初めての本格的な海外遠征です。
出来るだけ機能の高い機材を持って行きたいとおもいましたが、大きな赤道儀を持ち運ぶのは 慣れない私にとって難しいことですね。
普段、ポータブル赤道儀はナノトラッカーを使っていますが、搭載可能重量が2kgとちょっと 焦点距離の長い重たいレンズには力不足です。
そのため、重たい機材が搭載可能なCD−1赤道儀を購入することにしました。
CDー1は、GP2赤道儀のコントローラーや電池ボックスがそのまま使用でき便利です。
2 撮影ではポータブル赤道儀が活躍しました
遠征には、CD−1赤道儀と軽量のナノトラッカーの両方持って行きました。
200mmの望遠レンズは、CD−1と極軸望遠鏡で撮影。
100mm以下の望遠レンズは、ナノトラッカーとポーラメーターで簡易極軸合わせで撮影することに。
事前に、南天の極軸合わせは大変難しと聞いていましたので、有名星雲星団の撮影は、初日にナノトラッカーを使い 簡易極軸合わせで撮影しておきました。
翌日以降に200mmで挑戦予定です、綺麗な画像が撮れて、まずは一安心でした。
いくらポータブル赤道儀でも、長時間のガイドはできません。
今までの撮影経験から、ガイドを60秒以内としました。
そのため、出来るだけF値を明るくしISO感度を上げて撮影しました。
画像は、チラゴーの空高く輝くさそり座の尾あたりを撮影したものです。
(撮影状況)
平成27年6月13日 21:14
EF24−70F4LISレンズ(60mm)
KISSX4(改造) ISO3200 F4 40秒露光
ナノトラッカーでガイド(簡易極軸合わせ) フォトショップエレメンツで画像処理・トリミング
これまでに掲載したオーストラリア星空撮影旅行記
連載 星空に夢を求めて「百武彗星」
過去の連載記事は、こちらからご覧いただけます。
日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています