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5 撮影はこんな機材で(レンズ編) 平成27年8月27日
オーストラリアの撮影で楽しみなのは、綺麗に広がる天の川と南天でしか見られない星雲・星団でしょうね。
持参するレンズの選択は慎重になりますが、出来るだけ持っているものを使いたいものです。
オーストラリアの澄んだ空に広がる天の川
慣れない海外遠征、できるだけ気軽な方法で撮影したいものです。
また、飛行機には、搭載荷物に重量制限があります。
ということで、撮影は、小型のポータブル赤道儀でノータッチガイド。
レンズはそれに見合ったものとしました。
カメラはフルサイズカメラと改造カメラの2台を持って行くことに。
1 天の川撮影用に明るいレンズを準備
天の川の撮影にはF値の明るいレンズが威力を発揮します。
超広角と広角の2本のレンズを準備することにしました。
以前から、SIGMAのフルサイズ用12mmから24mmの超広角ズームレンズを持っています。
ところがこのレンズF値が4.5から5.6と暗く、悩んだ末使用を断念しました。
仕方なくネットオークションで17mm側が2.8と明るいレンズを購入することになりました。
左から SIGMA17−35F2.8−4EXDGレンズ、 EF28F1.8レンズ、 EOS6Dカメラ
2 星雲・星団撮影用に3本のレンズを用意
小型ポータブル赤道儀での星雲・星団撮影には200mm望遠レンズを中心に3本のレンズで撮影することに しました。
今までに南天の星雲・星団を撮影されている方の機材をネットで調べました。
100mm〜200mmの望遠レンズで綺麗な姿を撮られています。
今回は、200mmの望遠レンズでの撮影をメインとし、念のためよりガイド精度が高い100mレンズで 確実な撮影をしておくことにしました。
さらに星雲・星団の周辺を広く撮るために標準のズームレンズも用意しました。
左から EF24−70F4LISレンズ、 EF100LF2.8ISレンズ、 EF70−200F4Lレンズ、 KissX4(改造)カメラ
オーストラリアチラゴーのロッジで撮影しました。
昼間、テラスで撮影機材を準備中の光景です。
持参した機材が勢揃いしました。
これまでに掲載したオーストラリア星空撮影旅行記
連載 星空に夢を求めて「百武彗星」
過去の連載記事は、こちらからご覧いただけます。
日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています